orangestar2

小島アジコのブログです

AIによる大量投稿による文章投稿サイトの環境破壊について(増田、カクヨム)

ちょっと増田をのぞいてみるとAI投稿による釣り行為が問題になってるみたいです
投稿された文章が人間が書いたものか、AIによるものかわからずに、増田住人が疑心暗鬼になっている様子

anond.hatelabo.jp

この記事とかまるで人間が書いたような記事で(でもAI作)これによって多くの増田が何も信じられなくなった
嘘松になぞらえて、AI松という言葉まで生まれる始末

あと、生成AIに「増田っぽく」というと本当に増田っぽい文章が出てくるので、学習元に増田もかなり使われている様子。増田民はもっと怒った方が良い、あなたの文章が食い物にされている


さて、同じような生成AIによる文章投稿サイトの環境汚染は他でも起こっている
株式会社はてながシステムを担当しているカクヨム

詳しくはここら辺の記事

note.com

togetter.com



AIはもう普通に小説家レベルの文章を出力できるようになってすごかったね。という記事、ですが、問題はそれだけではない


AIの一番脅威は「大量生産できる」ということで、絵描きもそれで本当にずっと、そうね、言葉を選ばずに言うと「脅威を感じで」「ものすごく嫌な気持ちになっていた」


とにかく大量に一定以上のクオリティのコンテンツ、作品を出力できるというのが強い、強い上に厄介
投稿作、ネットにあふれる文章、イラスト、その他コンテンツがあっという間にAIだらけになってしまう、そしてそれは人間が作ったものと区別できない。今のところ(というか自分の感触では当分の間は)本当に面白いコンテンツは人間によってしか描けないと思っているのだけれども、それを「見つけることが困難になる」というのが、この生成AI問題の一番厄介なところだし、一番問題になるところだ


そして、それが広告、およびPVによる報酬と非常に相性がいい(相性が悪い)とりあえずコンテンツを作って、投稿サイトに投稿すれば、ほんの少しでも誰かがみる、誰かが見れば報酬が入る。AIは何せ、手が速いし、いくらでも量産できる。ほんのちょっとの収入でも、コスト的にそれに見合う。それによって、どんどんその投稿サイトなり、そしてインターネット全体がAIによってつくられたコンテンツ、記事にどんどん汚染されていく。1次情報がどんどん手に入らなくなる、検索できなくなる


また、それによって人間が自分の手で作るということがコスト的に見合わなくなる
人間の手によってしか、1次情報というものは作れない、調べられない(今のところは)なのに、それを作る、作成するコストが本当に見合わなくなる
結果、なんていうか、こう、地獄ですね、何も分からないまま、虚無から生成されたコンテンツ、情報、偽情報を食いながらぐちゃぐちゃなインターネット環境になっていきますね、というのが、今の、自分のちょっと先の未来予測です

昨日今日と更新してますけれども、とりあえず起こったことを記録として残していくということが大事だと思ったので、ちょっと書きました
昨日の記事にも関係しているんですが、備忘録として何が起こっているのかを連続的に記録するのって大事だな、とそう思ったので

お目汚しすいません

追記、増田でのAIまわりの現状について

備忘録で纏めて下さった方がいたので、ここに貼っておきます
ffrog.hatenablog.com

定点観測助かる


個人的なお知らせ

あと、お知らせなんですけれども
不動産斜路の冒険、バンチKAIにて連載中です

kuragebunch.com

現在、最新話以外全部無料公開中ですので、この際に是非ご覧になってください!
よろしくお願いします
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