
ご恵贈いただきました
タイミングがかなり遅くなってしまったのですが(不義理)でも、それはそれとして、どうしても語りたくなったので書きます
ピエール手塚先生の「ひとでなしのエチカ」
すげー面白いんですけれども、感想が難しい、ちゃんと文章にしようと思うとすごく考えないとならなくなる
上手くやろうとしてやれない話でもあると思うし、理論と感情の話でもあるし、ヤクザのシノギの話でもあるし、とにかく、あちこちで感情は想起されるけれども、その感情が自分の何に基づいているのか、そして、その感情が正しいのかどうか、そういうのが、全然分からない作品で、なんというか、鵺の様
誰かと感想戦がしたいけれども、何について語って良いのか全然わからないお話で、だからネット上にもあまり、書評みたいなのが上がっていないのでは…?と思った
作品全体について語るのはちょっと難しいし、ここがお勧め!みたいな感じで誰かに話すのが難しいので、もう、個人的にここが好きだった、っていう話をすると、ヤクザのシノギアプリ(トクリュウ的な奴のシステムをシステムとして開設したもの)が面白かった
自分はシステムの話がとても好きみたいで、あのアプリの仕組みとその運用の話をもう少し見たかったな…と思ったりした
あと、お気に入りのキャラクターは顔役の不断は占い師をやっているババアですね、ピエテヅ先生の描くババアはみんな味があっていい
社会が呪詛である、人間関係は呪詛である、それから自由になるためにはどうしたらいいのか、っていう話が繰り返し語られて、それに対して、そう!そうだよ!って思いながらも、でもそうでは無いんだよな…それが呪詛でもあり、愛でもあるんだよな…っていうどうしようもなさが繰り返されて、それを理論で話したり、行動で示したりしていて、それがとても好き
人生には、もう、戻れないポイントというのがある、そのポイントを越える瞬間の話をずっとしながら、しかし、そのポイントを決めているのは自分自身だ、というひっくり返しもある、でも、そのポイントを決めているのは自分自身だから、結局、そこから後戻りなんで出来ない、っていう。作中で言ってる事とやってることがバラバラで、でも、バラバラである事に意味があるというか
話し出すと、こんな感じで全然まとまりがなくなってしまうので、だから、感想を話すのがとても難しいです
だから、キャラ萌えをすればいいのかもしれない…キャラクターが結構みんなキレキレで、ギリギリのところでどういう選択をするのか、というのがお話の核になっていて、「人間ギリギリの時に出るのが本性と言うけれども、5000兆円手に入れたときに何をするかの方が本性だよな」っていう言葉がありますが、やっぱり人間、どうしても追い詰められたときに地金がでるというか、やっぱり人間がギリギリの時にする選択は本当にいい味が出るよね、というのを思い出させてくれます、味がする
個人的に好きなのは、1巻の最後の掃除屋のお話ですね、ギリギリのところでも、結局彼の中の虚無は虚無のままだった
ファンアート

(佐藤)正道
一応主人公、全体を通してみると彼が人間になる物語(そして、この物語は『ひとでなし(人間でいない生物)』についての話である)だったんだろうな…と思う…よくわからない…わからないままこの作品を読んでいる…

木下直純
戦闘民族、サイヤ人。災害。デウスエクマキナ。状態がこんがらがったら登場して、全部を台無しにして去っていく。暴力。

心愛
なんか流れでヤクザのメンターになった人
彼女が「境界線」を越える一連の流れがすごい好き

